医学原論(下巻)
著者名 | 瀨江千史 |
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サブタイトル | 学問としての医学体系 |
価格 | 3,800円(税別) |
発行年月 | 2023年12月 |
出版社 | 現代社 |
著者名 | 瀨江千史 |
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サブタイトル | 学問としての医学体系 |
価格 | 3,800円(税別) |
発行年月 | 2023年12月 |
出版社 | 現代社 |
著者名 | 瀨江千史 |
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サブタイトル | 医学教育 講義 |
価格 | 2,800円(税別) |
発行年月 | 2017年12月 |
出版社 | 現代社 |
医療の質の低下が大きく叫ばれている現在、医学教育改革のあり方が根本から問い直されるべき時期にきています。本書は、医学教育を担う先生方に、自らを理論的に武装し、医学という理論体系から医学生を教育し、真に実力のある医師を輩出してほしいという願いを込めて説かれた、医学体系の要となる理論書です。
【目 次】
第一編 学問としての医学体系の必要性
第一章 医学体系はなぜ必要か
第二章 「医学体系」と「医療実践」と「医学教育」の関係
第三章 医学体系は医療実践から導き出した論理の大系である
第二編 医学体系構築の過程的構造
第一章 医学体系における現象論とは何か
第二章 現象論構築に必須の一般論
第三章 現象論としての腎臓病論の構築過程
第四章 腎臓病論の構築論に必須の過程的構造
特別編 学問体系構築に必須の弁証法と認識論
第一章 学的弁証法の研鑽過程
第二章 学的認識論の研鑽過程
本書は「医学原論」完成と直接に「医学体系」の真の姿を提示したものであり、今世紀の医学界における画期的な著作です。『医学の復権』(1995年)にて定立された医学体系の一般論が、その後40年に及ぶ研鑽を重ねて大幅に深化させられています。それは弁証学・認識学・論理学を一体化した論理で、すなわち哲学レベルで理論化したものであるだけに、学問的にも医療実践的にも、志ある人を導く確かな指針となり得るものです。